野菜もんさんとミスターケール
最近、野菜関係でおもしろいご縁がいろいろ。
新鮮なお野菜を手頃なお値段でゆずってくださる方がいないかなぁと思っていたら、
ある日来られたお客さまが、
「これね、大原野の野菜なんですよー」
と、なんとリュックから海老芋やブロッコリーを出して来られるのです(笑)
農家さんと飲食店をつなぐことをご好意でされているのですが、
その光景はまるで野菜のドラえもん・・・。
今や私は、彼のことを「野菜もんさん」とお呼びしています。
ちなみに最近では野菜もんさんの方からも、
「僕、野菜もんでーす!」と電話がかかってきます。
さすがは四次元存在、そのお野菜が実に美味しくって。
そんな野菜もんさん一押しなのが、「ゆこう酢」。
「ゆこう」は柚子と橙(だいだい)の中間、
グレープフルーツのようなとっても爽やかな香りの果物。
いろんなお料理やお飲みものにも使えます。
FUDANではこのゆこう酢を、
すりおろした金時人参や蜂蜜と合わせて、
小鉢のおかずのドレッシングにしたりしています。
まるでジュースで和えるサラダ。
なんともフルーティーな仕上がりになります。
それからもうお一人、
水曜日にBiVi二条の前でお野菜を販売している、
若き農業青年。
彼に分けていただいてる「ケール」がおもしろ美味しいのです。
ケールって青汁などに使われていて、苦いイメージでしょう?
でも、彼のケールはちっとも苦くないのです。
食感はふぁさふぁさして楽しく、
生で食べても甘みすらあって美味しいし、
加熱しても結構しっかり歯ざわりが残ります。
もちろん、栄養満点の食材。
私は、どんな食材も包み込む日本の魔法のスープ、
お味噌汁によく入れてご提供しています。
FUDANのランチの日常を少し、ご報告でした。